Vocoflex では、カーソルをキーボードや MIDI デバイスでも操作することができます。
事前にカーソルの位置をカーソルピンとして記録しておき、ショートカットキーや MIDI イベントを割り当てておくことで、カーソル位置を瞬時に移動できます。これはライブや配信など、リアルタイムのパフォーマンスを行う際に活用できます。
プラグイン版では、DAW のオートメーションを利用しカーソルの位置を記録・再現することができます。
¶ カーソルピン
カーソルピンとは、カーソル位置をプリセットしておく機能です。
¶ カーソルピン編集モード
画面右下のボタンから、カーソルピン編集モードに切り替えることができます。
このモードでは、カーソルピンの追加、編集、順番の変更、ショートカットキーの割り当てなどができます。
もう一度クリックするとカーソルピン編集モードを終了します。
¶ カーソルピンの追加
カーソルピン追加ボタンをクリックすると、現在のカーソル位置にカーソルピンが追加されます。
¶ カーソルピンの移動
カーソルピンをドラッグして位置を移動します。
¶ カーソルピンの編集
カーソルピンをクリックすると、メニューが表示されます。
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ショートカットキーの割り当て
メニューの左のボタンをクリックし、ショートカットキーを割り当てます。
割り当てられたキーを押すと、カーソルがカーソルピンの位置に移動します。 -
MIDI イベントの割り当て
メニューの真ん中のボタンをクリックし、MIDI イベントを割り当てます。
割り当てられた MIDI イベントが入力されると、カーソルがカーソルピンの位置に移動します。 -
カーソルピンの削除
メニューの右のボタンをクリックし、カーソルピンを削除します。
¶ カーソルピンの順番の変更
- カーソルピン並び替えボタンをクリックします。
- 順番にカーソルピンをクリックすると、カーソルピンの番号が変わります。
- すべてのカーソルピンをクリックすると、カーソルピン並び替えモードは自動的に終了します。
¶ ショートカットキー
各カーソルピンのショートカットキー・MIDI イベント割り当てとは別に、設定画面で以下を割り当てできます。
- 次のカーソルピンへ移動
- 前のカーソルピンへ移動
- 最初のカーソルピンに戻る
¶ オートメーション（プラグイン版）
Vocoflex プラグインでは以下のパラメータをオートメーションさせることができます。
- Cursor X：カーソルのX座標（横軸）を指定します。
- Cursor Y：カーソルのY座標（縦軸）を指定します。
DAW によっては、これらに加えて DAW に標準で搭載されている Bypass や Wet などのパラメータが表示されます。